植物を科学する

植物に関する科学的な知見の解説および論文紹介

私が多肉植物を始めた理由

ブログ閲覧数を伸ばしたい思いで、連投し始め、今日で9日目。

そういえば、なんで多肉植物やってんだっけ?

と、ふと思ったので、原点回帰してみることにします。。。。

 

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時を遡ること、15年くらい前、自宅の玄関の入口あたりにあった、「金の生る木」https://a.r10.to/hf48eC

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私が中学生くらいのときだったと思います。

 

学名はCrassula ovata

 

ベンケイソウ科の多肉植物

 

多肉植物を知らなくても、「金のなる木」という名前は一度はきいたことがあるかもしれません。

 

どういう経緯でそこに金のなる木があったのかよくわかりませんが2,3年くらいはそこにいたと思います。

 

特に誰かが世話をしていた様子もありませんでした。

 

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ある冬の日に雪がふって、金のなる木が雪に覆われてしまいました。

 

多肉植物好きな方なら、どうなってしまうか、想像に難くないと思います。

 

葉っぱがぶよぶよになって、全部枯れてしまいました。

 

「あぁ、せっかく大きくなったのにぃ・・」

 

と、子供ながらに非常に悲しい気持ちになったのをよく覚えています。

 

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冬が明けて、春になる頃

 

枯れていたはずの金のなる木の根元から新しく芽が出ていました。

 

「なんて生命力なんだ!!」

 

と、驚きました。

 

それから、図鑑か何かで「ベンケイソウ科」ということがわかり、

 

「ベンケイソウは弁慶のように強いことから、この名前が付いた・・」

とか、ありました。

 

たぶん ↓ この人だと思います。

 

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たぶんこのひと。。

 

その生命力はどこから来るのか当時は不思議でたまりませんでした。

 

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その興味だけで、2年も浪人してわざわざ大学にいくとは、当時は考えてもいませんでした。

 

そんな学問への入り口を作ってくれた、多肉植物に今、感謝。