植物を科学する

植物に関する科学的な知見の解説および論文紹介

「ミロッティ」を科学する

 

久しぶりの更新です。

今日はカランコエ・ミロッティーについてです。

ブログでもなるべく自分が育てているものを紹介したいと思って選びました。

 

https://www.instagram.com/p/B0ii0ikF9Y-/

↑ これがミロッティー

 

キーボードを叩きながらふと後ろを振り返ると彼がいました。

長年放置して、切り戻しを繰り返して残念な感じになっています。。。

 

 

 

花成要因(花が咲く原因)

そういえばミロッティーの花みたことないな、と思い調べてみると日の長さが短くなったときに花が咲くようです。この特性がある植物を短日植物といいます。ちなみに、花の色は白く、花弁が4枚ついているようです(たぶん、合弁花だとおもいます。たぶん。)。

 

 

植物ホルモンの効果

ミネソタ大学が2012年に行った実験では、サイトカイニンやオーキンシン、ジベレリンなどの合成植物ホルモンを葉っぱにかけた場合、どの植物ホルモン生長に効果はないことがわかりました。野菜や果物の栽培には欠かせない、植物ホルモンですが、ミロッティーは不感症なのでしょうか??

 

 

ストレス耐性

ロシアの大学が2014年に行った実験では、抗酸化酵素活性がミロッティーはベニベンケイや唐印の5倍ほどもあったそうです。抗酸化酵素活性が高いということは、ストレスに強いということです。例えば、30℃を超えるような高温、0℃下まわる低温、湿度が20%をきる乾燥などの環境に強いということです。数年前、ミロッティーに3ヵ月ほど水を与えなかったことがあったのですが、要因はストレス耐性だったようです。

 

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ベニベンケイは育てたことないんですが、よく花屋さんに鉢で売っています。

いろんな品種があるようです。

 

 

夏なので、更新頻度が下がっています。。。(´・ω・`)

まぁ、大して読者もいないので、マイペースでいこうと思います。

 

 

本日の引用文献

・ミロッティの花成要因

・ミロッティへの植物ホルモン効果

・ミロッティの強さ